私は、1999年12月ル・マンに行き、Le
Monde主催の
「Carrefours de la Pensee」というシンポジウムで、
日本女性についての講演と討論に参加しました。
シンポジウム終了後、「ぜひ、お会いしてお話をしたい」 という
1枚のカードをいただきました。
誰からのお誘いだったと思いますか?
サッカー日本代表監督フィリップ・トゥルシエさんのおかあさんからでした。突然のことで、私はびっくりしました。
彼女は、地元紙に掲載された私のインタービュー記事を見て、ぜひ日本のことについて話を聞きたいと思ったのですが、シンポジウム当日は来ることができなかったので、友人にカードを託したのでした。
その翌日、彼女のお宅にうかがい、昼食を共にし、色々なお話をしました。みなさんが知らないフィリップのお話をうかがうこともできました。彼女は、誠実で暖かく優しい人でした。一度で好きなってしまいました。まるで、母娘のような楽しい時間を過ごすことができました。 |

フィリップさんのサッカーシューズを手に

南アフリカでも活躍されていました。 |