N0.2 フランスとワールドカップ 02/01/29

   
 

ワールドカップは、4年に1度FIFAが開催しています。では、だれが、フットボールの世界大会をやろうと言い出したか知っていますか?  

そう、フランス人のジュール・リメです。1930年に、当時のオリンピック優勝チームに敬意を表してウルグアイで第1回大会が開催されました。そして、そのカップは、別名ジュール・リメ杯とよばれました。3回優勝したチームが永久に保持できるとの規定があったため、1970年のメキシコ大会でブラジルが3回目の優勝したので、今はブラジルが永久に保持しています。その後は、南米とヨーロッパと交互に開催されるようになり、1998年のフランス大会は16回目の大会でした。  

ところで、フランスが何回ワールドカップに出場したか知っていますか?
10回も出場しています。フランスにとって記念すべき10回目の大会で初めて優勝できたのです。  

それから、ワールドカップ史上に残るフランス人が1人います。誰でしょう?
今回は、ちょっとクイズ番組みたいですね。

1958年のスウェーデン大会に出場したジュスト・フォンテーヌです。この大会は、あのペレが17才でワールドカップに初出場し、セレソンが初めてカップを手中に納めた大会として有名です。ではなぜ、彼の名前が残っているのでしょうか?それは、彼がこの大会の得点王だからです。そして、彼のうち立てた1大会13得点(6試合)の記録は、未だに破られていません。  

でも、これは私が生まれるずっと以前の話なので、実際に体験できたワールドカップだと、1982年スペイン大会がとても印象的です。父と一緒にテレビ観戦していました。あのミッシェル・プラティニさんがいた、あのレ・ブルーです。次回は、この82年の話をすることにしましょう。