サッカーを楽しむには、まずご贔屓選手!
ドラのお気に入りの選手たちをご紹介します。
2002/04/30

   
 
ファビアン・バルテーズ(Fabien BARTHEZ)(レ・ブルーのGK)
  最高のGKだと思います。試合中の彼の集中力、ジャンプ力は素晴らしいと思います。98年イタリア戦のPK戦も彼の集中で乗り切れたと思います。それから、ロラン・ブロンの試合開始前の「ボン・チャンス」の彼の頭へのキッスも忘れられません。
   
ロラン・ブロン(Laurent BLANC)(レ・ブルーのリベロ)
  レ・ブルーのリベロでした。リベロというのは「自由な人」という意味です。私も、「自由」が一番好きですし大切だと思います。彼は、ディフェンスの選手ですが、自分の意志で攻撃にも参加し得点も上げます。98年のパラグアイ戦のゴールデン・ゴール(Vゴール)は彼の得点でした。98年に彼にインタビューをする機会に恵まれ、彼の人柄に触れることができ、ますます好きになりました。
   
ジダン(Zinedine ZIDANE)(レ・ブルーのゲーム・メーカー)
  フランスでは「ジズー」とも呼ばれています。彼のボール・コントロールは本当に素晴らしいです。南米のテクニックとヨーロッパのフィジカルを併せ持ち、そしてインテリジェンスを持ち合わせた素晴らしい選手です。
   
ミシェル・プラティニ(Michel PLATINI)
  プラティニさんはフランスで最高の選手です。真のファンジスタでフリーキックの名手、最高の10番の一人です。彼は、ヨーロッパ選手権、ヨ−ロッパ・チャンピンズ・カップ、トヨタ・カップ、3度のバロン・ド・オーを獲得しました。唯一欠けているのはワールド・カップです。3回出場しましたが遂に手が届きませんでした。あの、華麗な中盤はワールド・カップに値したと思うのですが。彼は98年フランス大会の組織委員会に入り大会運営に尽力し、レ・ブルーの優勝を陰ながら支えました。現在は、FIFAでプラッター会長の右腕としてサッカーの発展のためにその身を捧げています。
   
エメ・ジャケ(Aime JACQUET,)
 
2001年末に、ワールド・カップとともに来日した98年ワールド・カップで優勝したレ・ブルーの監督エメ・ジャケさんにお会いすることができました。彼は、とても優しくエレガントな紳士でした。
ワールド・カップ94年アメリカ大会の予選最終戦で、日本のドーハの悲劇と全く同じように、フランス・チームがブルガリア戦に破れ本大会出場を果たせなかったその直後に監督に就任しました。
 彼は、自らの強い信念に基づき4年後の98年のためのチームを作り始めました。まず、当時のスター、カントナ、ジノラ、パパンなどをメンバーからはずしました。年齢の問題以外にチームワークにはスター選手のスタンドプレーは不必要だったからです。それから、若返りを図り多くの選手を試しました。そして、最後までチームのメンバー固定しませんでした。まるで、トゥルシエさんと同じですね。
 ところが、彼等のゲームは堅実すぎて面白くないとレキップ紙の餌食となり、終始「反エメ」のキャンペーンにさらされました。
 しかし、エメは信念を曲げることなく、22人一丸となったチームを作り上げ、遂にワールド・カップを自国開催で手にしたのでした。そして、レッキプ紙は彼の軍門に下りました。

現在、彼はフランス・サッカー協会のテクニカル・ディレクターとしてフランスサッカーのために働いています。
   
バティステュータ(Gabriel BATISTUTA)(アルゼンチンのストライカー)
  彼は、エレガントです。そして、プレーも足も速いです。そして重要な場面でゴールを決めてくれます。
   
ダービッツ(Edgar DAVIDS)(オランダの中盤)
  98年では、対メキシコ、ブラジルの2試合を見ました。その動きの量と質にびっくりしました。いつもいつも、ボールの側には彼が居たといった印象を持ちました。オランダは、2002年に出場することが出来ません。彼に再会できず残念です。
   
川口能活(日本のGK)
  i彼の集中力は素晴らしい。
集中力を維持するため、試合中はいつも身体を動かしています。まるでダンスでも踊っているかのように。そして、その動きはまるで獲物を狙う動物のようです。